海洋民たちのムーブメント

ハワイからタヒチ、ニュージーランドまでGPSや六分儀など現代の航海技術を用いず、民族に伝わる伝統航法で星と空と海と風だけを頼りにカヌーで渡りきって見せる男、ナイノア・トンプソンと彼の師であるマウ・ピアイルグの交流、そして彼らを取り巻く人々、彼らの航海をきっかけに海洋民のあいだに起こる、民族の誇りを取り戻そうとするムーブメントを描くノンフィクション。
本当にそんなことができるのかしら、と思うのだが、本当にできるんだからしょうがない。今度いよいよ日本にもやってくるらしい。なんとか実物を見に行きたいなあ。