近所の居酒屋

夕食を外で食べたくなって、家族を誘って近所の居酒屋へ。肉屋の直営とかでけっこうよさげな評判を聞いていたので、気になっていたのだ。
入るとすぐに靴を脱いで座敷になっていて、まあ小さい店なのでそんなもんだな、と思って座っているとおねえさんが注文を取りにきたので適当に注文した。またしばらく座っているとそのおねえさんが突き出しを持ってきてくれて、なぜかとなりの席に座った。…あなた客だったんですか!失礼しました!

しばらくすると別の席のお姉さんがカウンターから出た料理を取ってこっちのテーブルに回してくれた。うーむ、すげえ、セルフサービスというかエブリバディサービスなのね。子供の方がそういう雰囲気にさっさと慣れてしまって、席を立ってジュースのおかわりを注文しにカウンターまで行って、ジュースを持って戻ってきたりしている。フットワーク軽いなあ。しかもとなりの席のお兄さんお姉さんと遊び始めてしまったり、マスターと野球談義を始めてしまったり。うーむ。子供がやかましくしてすみません。
料理は文句なくおいしい。あとマスターの人柄がよく、常連客に慕われているのがよく分かる。とか思っていると常連客がカウンターの中に入って冷蔵庫から氷を出して戻ってきたりしている。そんなこんなでちょっと軽いカルチャーショックを受けてしまったが、そういうもんだと割り切ってしまえばとても楽しいひとときを過ごすことができた。
また行きたいと思える店だったが、マスターはしばらく入院してしまうのだそうだ。誰か他の人に頼もうかと思っている…と言うと、常連客が「マスターじゃなきゃ来ないよ」とか言っていた。うーむ。確かに残念です。早く元気になってください。元気になったらまた行こう。