Amazonとmixiの違い

akiyan.commixiサイドバーに関する考察の続き。

ユーザーは今まで自分と関連性のある情報を求めてmixiのホーム画面を開いていた。だからこそ関連性のないサイドバーの情報に対して「うざい」といった強い感情が沸いた。ニュースや天気が見られるのは便利かもしれないが今は求めてないんだ。わざわざ見にくるといった能動的な行動に対するレスポンスなだけに、がっかり感もひとしおだ。

ユーザーがmixiに求めているものとは全然違いますよね。ニュースとかmiklyとか。対照的に、サイドバーをがしがし使って成功しているのがAmazonです。

Amazonにログインすると、自分が過去に買った商品をプロファイルした結果として得られたお勧め賞品がうじゃうじゃ出てくる。サイドバーにも出てくる。またこれが買いたくなりそうなものばっかなんですわ。ワタシよりもワタシの好みをよく分かってる。どうやって選んでるんだか教えて欲しいくらいだ。自分の買い物の参考にしたいです。参考どころかここで買わされてますがな。今日はこのエントリを書くためにAmazonにアクセスした結果、5000円以上買わされてしまいました。破産するっちゅーの*1…。
これはやはり、ユーザーに関係のある情報ばかりを表示しているから邪魔に感じないし実際に役に立つんだと思います。あと、Amazonはデザイン上もちょっと工夫している。左右のサイドバーの幅は固定だが、中央のメインページ部分は可変幅なんだな。これでユーザーのブラウザの幅に応じてある程度融通の利いた表示になっている。うまい。
mixiの中の人も新しいサイドバーが異質なものだというのは分かってるんじゃないかな。それでわざと幅を固定してサイドバーを追い出したのでしょうね。見たくない人が見ないで済むように。でもそれを好まないユーザーもいた。そういうことなんじゃないかな。

*1:念のため言っておくと、こんなに買うことは稀です。