夜回り先生

夜回り先生

夜回り先生


この本を読むまで、水谷修という人がなぜそこまで夜回りをするのか、なぜそこまで子供たちに入れ込むのか、という動機の部分がどうしても理解できないでいた。でもそれは全てこの本に書いてあった。
水谷修という人自身もまた、暗いオブセッションを抱えて夜を彷徨う人だったのだ。
しかしいくらなんでも、自分の指を一本やくざにくれてやってまで子供に入れ込むことは、ワタシにはできない。そこまでのオブセッション。