速読に挑戦

最近あとで読むとかRSSとかの未読が溜まり溜まって大変なことになっている。これは読む速度が全然追いついていないと判断して、前からやってみたいと思っていた速読に挑戦することにした。調べてみると多くの人がいろんな本を書いていて、どれがいいのか評価もさまざまなので、とりあえず「ビジネスマン」という単語が入っている書名を選んでみた。

最強の速読術―ビジネスマン、受験生のための絶対ノウハウ (KAWADE夢新書)

最強の速読術―ビジネスマン、受験生のための絶対ノウハウ (KAWADE夢新書)


早速読んでみたのだが、理論はまあたしかにそうかも知れないなあと思えるものだった。なにぶん体験したことがない世界のことについて書いてあるので、半ばオカルトチックでもあるのだが、それはあまり気にしないことにする。これはあやしい精神世界について書かれた本ではないのでw
本の内容は理論9割、トレーニング方法1割くらいで、無理やり一冊の本を書くために同じことをなんども書いているような気もするが、とりあえず、

  • 視点移動の話
  • イメージを利用した記憶の話
  • ニッパチの法則

とかはなるほどと思った。視点移動の話は、確かに自分の読み方は視点が行ったりきたりしてるなあと思ったので、多少細かい意味理解はおいといても話の筋を理解できる程度にスピードアップすることを意識しながら読んだら、とりあえず一行で視点移動3回くらいで読めるようになって、この本を読み始めたときよりは読む速度がだいぶ速くなった。
…じゃなくてw
本の末尾の方にトレーニング方法が書いてある。跳び箱の話とかフムフムと思いながら読む。要は

  • 目の動かし方、視点の置き方の練習 ←いまここ
  • 意味が分からなくても高速で読むようにして目を慣らす
  • その結果いつか1ページ5秒で読めるようになる(ホントか?)

というようなことか。まあしばらく頑張ってみようと思う。
毎日トレーニング前に読む速度を測れと書いてある。まあそりゃ結果が見えないと不安だしな、と思って測ってみると、大体700字/分くらいか。分布のピークよりは少し早い方に位置するみたいだ。視点移動をちょっと変えただけでかなり速くなったと自分では思っているが、これからどのくらい速くなるのかはやってみないと分からん。
というわけで、とりあえずやってみます。トレーニングには読みたい本を使えと書いてあるので、選んだのが↓これ

ピギースニードを救う話 (新潮文庫)

ピギースニードを救う話 (新潮文庫)


理由:アーヴィングの小説は字がいっぱい詰まっているからw