野球観戦

東京ドーム、巨人−中日9回戦を上の息子と観戦。
中日はとにかくヒサノリに球数を投げさせるという作戦に終始しつつじわじわと得点を重ねる。ヒサノリは苦しみながらも7回120球を投げぬいて、その裏に矢野が山本昌から前進守備の外野の頭上を超えるタイムリースリーベースを放って同点に追いつくが、林が2失点、2軍から帰ってきた姜が代わったばかりの谷繁にホームランを打たれて結果的にはダブルスコアでボロマケ。

江川風に言うと、勝負の分かれ目は7回裏、8番の鈴木尚に代えて矢野を出したときに、次の打者としてヒサノリではなく清水が出てきたところだと思う。あれでピッチャーに打順が回る前に交代を宣言してしまった。それを見て落合監督山本昌の続投を決めた。はず。
ワンアウト2,3塁で1打同点(実際に同点になったわけだが)でも同点までなら、ヒサノリは降板するので次の投手を残り2回でなんとか打ち込める、と判断したのだと思う。降板させるためにとにかく球数をたくさん投げさせるという序盤からの作戦が効を奏したと落合が確信した瞬間だろう。
ていうか原監督、なんであそこで矢野と清水を同時に出させるの。バレバレじゃん。ネクストバッターサークルにヒサノリがいたら、同点になった時点でスクイズ処理する脚力が残っていない山本昌は降板していたはずだし、そしたら次の回、もう少し球筋を見極めてから攻撃できたのに。
あと清水にスクイズさせれば、逆転できて試合の流れも変わっていたかもしれない。なんで打つんだ。
というわけで、落合監督の作戦勝ちでした。まる。
息子は声を枯らして一生懸命応援していた。楽しかったようで良かった良かった。

自殺するなら終電で

というわけでがっくりしながら池袋まで戻ってきたら、西武池袋線は人身事故で止まっていた。1時間待たされて、家に着いたら次の日だった。息子はぐったり。すまん息子よ。8回表で諦めて帰るべきだったよ。