少子化は悪いことじゃないんじゃないか

別に政府与党に肩入れするわけではないけど。
衆院予算委:野党、1週間ぶり復帰 少子化問題を集中審議
とりあえず脊髄反射で審議拒否しといて、世論が支持しないと判断すると手の平返して審議に戻る、という形で大事な通常国会期間を1週間無駄にする野党にはうんざりする。

民主党輿石東参院議員会長も党参院議員総会で「2人以上産まない女性は健全じゃないのか」と批判した。

少子化担当大臣としては夫婦が子供を平均2人以上作ってくれる世の中にするのが責務なのだから、2人以上作る方向へ持っていこうとすることになんの問題もないと思うが。それから2人以上生まない女性は健全じゃないとは誰も言ってない。ある論理の裏は必ずしも真ではない。対偶は真なので、「(大臣にとって)健全じゃない女性は2人以上産まない」ということだ。…でも、「健全」という語彙の選び方はまずいな(w
そんなことはともかく、本当に少子化はよくないことなんだろうか?経済がどうとかこうとかという問題をどうクリアするかさえきちんと道筋つけられれば、少子化でもたらされる人口減少は悪くないし、どう考えても日本の国土に1億2000万人は多すぎる。これ以上増やしてどうするんだ、というのは多くの人々が心の中で思っていることじゃないだろうか。というようなことを、↓この記事を読んで思った。

経済と消費の立場で人口の多寡と構成に危機感を持つよりも、豊かな自然を守りながら、個々の生活者の幸福を高めることをもっと議論されるべきではないかと思います。「少子化」が進んでいるのは、大多数の日本人にとって潜在意識の中で賛成していることが顕在化しているたのだと思います。