夜回り先生、講演をキャンセル

どうせ消えてしまうだろうけど西日本新聞の記事が一番情報量多いかな。
モニターを使って併設会場へ中継する、ということが伝わっていなくて、その条件では講演を受けられないとドタキャンした。らしい。例によって新聞記事だし、PTA側の言い分しか書いてないので、詳しい事情はよく分からないのだが、まあどのような環境で講演をやるのがいいか、ということをきちんと意思疎通しなかった両者にそれぞれ落ち度があるのだろうと思う。
でもまあ、8000人に訴える機会をみすみす逃したのはもったいなかったのではないだろうか。ゲーム脳の講演を聞くよりはずっと役に立つはずなので。
個人的にも年頃になっていく子供を持つ一人の親として、この人の言うことは是非聞いてみたいと思っている。どこか近場で講演会がないかなあ…。

講演を聞く人の気持ち

コメントで紹介頂きました。ありがとうございます。haluoの日記より:

しかし、モニターで観させられる人の立場はどうだろう? せっかく水谷さんの肉声を聞きたくて講演を聴きに来たのにモニターつまりテレビを見せられる、そういう人の立場、気持ちに立ったとき、そういう人の側からものを考えることのできる人が、いま何人いるだろう?

しかし、肉声でなくてもいいから話を聞きたい、という人も中にはいるようです。

宮崎市内のPTA役員の男性(50)は「直接の話し掛けにこだわるなら、なぜテレビに出るのか。遠方から休みをとって来た人もいるのに」。広島県からバスで来た女性も「これだけ大勢の人がいるのに…。教育者としてあんまりです」と話していた。

「聴衆」を自分の都合のいい一つの型にはめようとするのはどうかと思います。マスコミも、haluoさんも。