マルメロの駅ながと

美ケ原からは舗装が傷み始めている道路をずーっと下っていく。かなり傷んだ感じ。そろそろ手を入れないとやばいのでは、とか言いながらがんばって降りていると、しばらくして村落にたどり着き、そこからはずーっとほぼ一直線の緩やかな下り。道も普通に整備されたアスファルト。やはり人が住むところはそれなりに投資されているようだ。
国道152号線に入ってしばらく行くと道の駅があったので休憩。昼飯を食いそびれたので、夕食までに軽く腹になんか入れておこう、ということで和菓子屋でおやきを買う。16種類も売られてもどれがいいのかよく分からん。とりあえずめずらしげなものをチョイス。ふき味噌とかさつまいもとか。横にマルメロという名前のごく普通の和菓子が売られている。なるほど、この道の駅の不思議な名前の由来はこいつか。それは買わずに隣に置いてあったニジマスの唐揚げを買った。
ベンチを見つけて座って食う。このへんのおやきは焼かずに蒸すのが普通だそうだ。でも呼び名は「おやき」。焼いてへんやん!と面白くもないツッコミをしてからおもむろに食ってみた。味は良い。というか非常に美味い。特にふき味噌。苦みと辛みと味噌の香りがマッチして大変美味しゅうございました。みなさんも春先に立ち寄ることがあったら是非食べてみてください。
あと、ニジマスの唐揚げも美味かった。これはビールのつまみに向いている、ということでその場ではあまり食べずに、晩酌のお供にしました。
なんか道の駅の印象がやたらと強かったが、今日はこれでおしまいにして宿へ戻った。