ゴミ出し

ワタシの地元では粗大ゴミの回収は有料だが、ゴミ処理場へ自分で持ち込めば無料で引き取ってくれる。つまり有料分はまるまる回収手数料なので、何かのついでに車に積んで自分で持っていけば安く上がる。
今日は子供が成長したため使わなくなったチャイルドシートといい加減汚れてぼろくなったラグマットを持って行った。
どちらも「とても汚い」という点にだけ目をつぶればまだまだ使えるのだが、きれいに生活することが信条みたいになってしまっているので捨てる。そのことの是非はここでは割愛。
ゴミ処理場に粗大ゴミを積んだ車を乗り入れたら、いつもは職員さんが受付の中にいるはずなのに今回は外で待っていた。しかも2人。しかも男女。なにやら楽しそうに会話している。
いや別に会話することがいけないわけじゃない。たまーにやってくる一般車両をぼーっと待っているよりは二人楽しく会話しているほうがなんぼか楽しいだろう。それは全く問題ない。
どうやら女性のほうが経験が浅いらしく、男性が面白おかしくという感じで施設のことを何やら説明している。笑い声が時折混じる。
ワタシがしばらくもたついてからドアを開けると、男性が「ここに住所と氏名と電話番号を記入してください」と所定の用紙を差し出してくれる。もちろんバインダと鉛筆も付けて。大変書きやすい。
ワタシが書き始めるとまた会話が再開される。楽しそうに談笑している。いい感じ。
ワタシが書き終わってバインダと鉛筆を返すと男性が「今日は何を持ち込まれるんですか?」と訊いてくる。チャイルドシートとラグマットです。男性は「ふーん…」と言う。なんだその微妙な返事は。そして男性はさっき返した用紙の下半分のチェック欄に書き込みを始める。女性が近づいてきて受付済み証と書かれた紙を手渡し、「白い線に沿って右に曲がって奥へ進んで、係員の指示に従ってください」と案内してくれる。何度も繰り返された説明なのでこちらもハイハイと素直に従って車を進め、奥のほうで黙々と粗大ゴミや不燃ゴミ(地元では「燃やさないゴミ」と呼ばれる)や可燃ゴミを仕分けている係員にゴミを引き渡して帰る。おしまい。
さてこのサービスにあなたは満足できますか。ワタシは微妙に不満だ。なにが不満なのか、うまく指摘できないけど。