DRMありきの議論

Tumblr調子悪いのでとりあえずこっちで。

今期は、文化庁が1月17日に提示した案をベースに議論を進めていく。提案は、「DRMによってコンテンツの複製回数を完全にコントロールできれば、補償金は不要になる」という前提に立ち、著作権法30条2項に定めた補償金制度を順次縮小していく――という内容だ。
これまで一貫して補償金制度の維持を主張してきた権利者側に大幅な譲歩を迫る内容で、各委員は所属する著作権団体などに持ち帰り、提案について具体的に議論してきた。文化庁の川瀬真・著作物流通推進室長は「権利者団体など関係者とも話し合ったが、この方向にノーという人はいなかった」と話す。

「コピーはDRMで管理、補償金縮小」で合意目指す 録音録画小委員会スタート

これに対して利用者側の反論。

無料で着うたをダウンロードしているユーザーは10代が多いが、10代はもともと可処分所得が少ない層。有料サイトから購入経験がない人が、無料サイトからダウンロードしたなら、『なかった市場が起きている』とも言える。ユーザーは、便利なサイトがあったから使ったというだけで、悪いことをしようと思っているのではないだろう。すべてを『違法』と悪者扱いするのではなく、広告モデルで成り立たせる、といったことも考えてほしい

「コピーはDRMで管理、補償金縮小」で合意目指す 録音録画小委員会スタート

すばらしい。着うた利用者の皆さん拍手してください。ワタシは着うた使ってないけど拍手します。
というか、業界人でもない人にビジネスでない場でビジネスモデルを提案されてしまうくらい、権利者側は何も考えてないのだろうか。この意見に対してどういう反応があったのか知りたいな。議事録は公開されてないのかな…。