サマーキャンプ

息子の小学校で開かれたサマーキャンプの手伝いをやってみた。高学年対象なので息子は参加できないのに親だけ手伝うというのも変な感じだがまあそれはそれで。
集まって簡単なゲームをやって食事作って食べてキャンプファイヤーと肝試しやって寝て朝食作って食べて解散、というスケジュール。書いてみると盛りだくさんだなこれ。

ゲームの企画に深く関わったのだが、肝の部分は前日深夜にgdgdな感じで決めたにも関わらず子供は楽しそうにやっていた。ガシャポンのカプセルにクジを入れて校庭に隠したのを探させたのだが、1人2個と限定したにもかかわらずみんな必死になって探していて、4個くらいガメた子もいた。縄跳びは縄を回す大人がバテてしまった後で子供が勝手に縄跳びを始めてまたそれが上手だったりしてへぇーと感心して眺めてしまったり。雑巾がけ競争は競争なのに順位を誰も監視してなくて子供から大ブーイングが来たり。子供ってすぐ盛り上がってくれるからいいね。
食事作りは同じ材料を使って班ごとにカレーとかシチューとか豚汁とか。カレーが多かったけど、同じ材料なのに調理方法が違ったり、大人の口出し、手出しの度合いによって出来上がりはそれぞれ違っていて面白かった。まあ口出し手出しと言っても、カレー作りとかは何度もやって子どもたちもいい加減慣れていてしかもいつもと違って高学年だけなので割とスムーズで、せいぜい火加減とか混ぜろとか野菜の固さを見てみろとか、そのくらいですが。そのくらいでできるメニューでもあるし。
子供に任せると食事作りに時間がかかってしまうのだが、今回は泊まりということもあって後ろに時間制限がないので、まあ出来上がるまでやらせてみんなで食べて、キャンプファイヤーも踊りたいだけ踊らせていた。子供って最初はノリが悪いのに、興が乗ってくるといつまでもリピートしたがるのでやりやすいというか、いい感じだった。最後の会話:

司会の子:「もう一度踊りたいですか?」
子供たち:「踊りたーい!」
司会の子:「…もうおしまいにしましょう」
子供たち:「えーなにそれー」

漫才ですかこれはw
肝試しはビビってそもそも参加しない子もいたり、脅しに動じずに(怖くないふりをして)「そこにいるのは分かってるんだからね○○先生」と強がる子もいて面白かった。いるのは先生じゃなくて俺だっちゅーの。しかし、肝試しで脅しをかけると、返ってそこに大人がいることで安心してしまうようで、それは反省点というか、今度やることがあったら黙って聞き耳を立てて楽しもうと思った。
お泊まり以降はまあ自分の家庭もあるので手伝わずに帰らせてもらったが、やはり子供と直接関わるのはこっちも楽しいしいい体験になった。まあいろんな大人が関わっているので団体間の主導権の綱引きが微妙な感じだったりしたが、それは大人同士なのでまあ子供を楽しませるという目的で大綱一致していたのでうまくやっていた。
しかしPTAってこういう場で前面に出てこないで一体何やってるんでしょうね。ほんと「為にする」団体だなあ。しょうもない。