GNOMEとKDE

お決まりのパターンというか、GNOMEの話が出るとかならずKDEの話も出るのだが。

半年ぐらい前、GNOME使いに久々に出会って、 KDE vs. GNOMEな議論をしていたのだが、 最近のGNOMEを触らせてもらって、 大雑把ではあったけれど、 案外良くなってるなあと感じた。

しかしFirefox 1.5系のファイル・ダイアログの不満をぶつぶつ言ってたとき、 「これはFirefoxのダイアログではなく、GNOMEのダイアログである」 という指摘を受けた。 うげー、GNOMEって、全部こんななの?!って訊いたら、 そうだと言う。 じゃあ、全然使えねーじゃん! KDEでいいよ、KDEで、と思ったのであった。

GNOMEはずいぶん良くなってきていると思う。

Vine 3.2のころのGNOMEが死ぬほど使いづらくて(2.11だっけ?)XFceに逃げていたのだが、VineSeedGNOMEのバージョンが上がったのを機会にまたGNOMEを使うようになった。ずいぶんいろいろ設定しやすくなったと思う。でもまだ、痒いところには手が届かないという感じ。
KDEは設定のしやすさという観点でははっきりいってやりすぎなくらいスゲーわけだが、逆になんというか、デザイン的にも、UI的にも、うるさすぎる。もうちょっと好きにやらせてくれよ、そこまで押し付けるなよ、と思ってしまうのはワタシだけ?
なんというか、痒いところに手が届くのだが、その手がネバネバしていてちっとも気持ちよくないのだ。
XFceは軽くていいのだが、痒いところに手が届かないどころか手がないという感じだし。
そのへんのバランス感覚って難しいんだろうな。個人的にはいまGNOMEが一番近いかな…。