3.2からアップグレード。以下、手順。
CD-Rでアップグレード
ノートPCアップグレード時に作成したCD-Rを使ってテキストモードでアップグレード。
ブートローダは元々GRUBだがmenu.lstをそれなりに作ってほしかったので改めてGRUBをMBRに入れる。別のパーティションに従来のmenu.lstがあるので、後ほどこれとマージすれば良い。
リブート
CD-Rからのアップグレードは普通に終了したのでリブート。
- kudzuがハードウェアを検出し、USBアダプタを削除したというメッセージが出たので、Keep Configurationを選択。
- acpidがPASSEDになった。あとでカーネルオプション変更しなきゃ。
Xconfigurator
inittabが5になっているのでGDMが立ち上がる。おお。雲の写真。きれいだ。
いちおうXconfiguratorもやっておく。
# telinit 3 # Xconfigurator
グラフィックボードもディスプレイも問題なく検出。メモリとクロックチップの設定は手動で実施。
dist-upgrade
CD-Rに含まれないパッケージもアップグレードしておく。
# apt-get update # apt-get -f dist-upgrade
…中断。余計なパッケージもたくさんアップグレードしようとしたので色々削除。具体的には、
- 本家製のRPMを入れていたopenoffice.org
- xfce関連
- mozilla関連
をごっそりと削除。openoffice.orgは必要になったらまた入れればいいや。元々もうバージョンが古いし。
改めて
# apt-get update # apt-get -f dist-upgrade
今度は実行。時間も思ったほどかからず(300MB弱を落としてきた)アップグレードは完了。
ブートローダ周りを修正
/mnt/hda5/boot/grub/menu.lstに/boot/grub/menu.lstの内容をマージ。それから改めてGRUBをインストールして、元のmenu.lstを見に行くように仕込む。
# grub-install --root-directory=/mnt/hda5 /dev/hda
それから、カーネルオプションにacpi=forceを追加して、リブート。
今度はacpidもOKになった。よかったよかった。と思いきや一つ問題が。
libusb
その後別件でapt-getを使ったら警告が出た。libusbが重複しているとのこと。どうやら、古いパケジ(0.1.8-0vl0.31)の%postunスクリプトが腐ってトランザクションが途中で止まってしまい、RPMデータベース上削除してないことになっているらしい。
仕方がないので、一度当該パケジを持ってくる。
http://www.t.ring.gr.jp/archives/linux/Vine/VinePlus/3.1/i386/pool/libusb-0.1.8-0vl0.31.i386.rpm
一度インストールしてまた外す。依存関係無視。
# rpm -Uvh --force --nodeps libusb-0.1.8-0vl0.31.i386.rpm # rpm -e --nodeps libusb
やっぱり%postunでエラーが出るが気にせず、新しいパケジをインストール。
# apt-get -f install libusb
警告は出なくなった。めでたしめでたし。