高校の卒業証明は何を証明するのか

もはや、高等学校の卒業証書は何を証明しているのかすら明瞭ではない。「義務教育」については、学力テスト問題や義務教育費国庫負担問題をはじめとして議論が盛んである。「大学」は、国立大学法人化や少子化問題への対応に精一杯だ。その狭間で揺れる高校教育は、忘れ去られた存在だった。静かに、高校教育の質を保証する仕組みの崩壊が進んでいたのである。

 学習指導要領でも、大学入試でもない、高校教育の質を保証するための第3のシステムの構築が早急に求められる。

高校なんてやめてしまって、中卒即大学受験資格、にしてしまえばいいのかもしれない。で、高校の変わりに大学の一般教養課程を3年延ばして、3年経過時点で卒論なしで卒業するオプションを与えるとか。どうでしょうか。
あ、そこで大学に残ったら、当然その先の卒業はアメリカ並みに厳しくしてください。よろしく(誰に

何が言いたいかというと

義務教育でもないのに、高校教育に普遍性みたいなものを期待するのはもうやめれ。