<a href="http://opentechpress.jp/article.pl?sid=06/09/06/0929250&from=rss">Open Tech Press | 保守担当者の辞任で明らかになったDebianプロジェクトの問題</a>

おそらくDebianの最大の問題点は、すべての開発者の声は平等であるという考え方にある。それが真実でないのは明らかだ。意思決定をする立場の人は、しばしば大衆の支持ではなくメリットのことを考えて決定を下す必要があり、そうした立場の人には、全員の意見を聞く義務はない。もし全員の話を聞いていたら、開発者どうしの言い争いによってディスカッションが長引いてしまうだろう。どの開発者も、自分の意見が無視されたときには自分の意見をもっと明確に説明してやろうと考えるからだ

Vineは人手不足で結構しんどいわけだが意思決定は非常にスムーズだ。そもそも意志決定を誰が行うかは非常に明確に宣言されている。

Vine Linux の構成を始めとし、Vine Linux に関連する事項の最終決定は Project Vine でさせて頂きます。 Project Vine では、できる限り多くの開発者様やユーザ様の要望をとり入れたいと思ってますが、全てをとりいれるのは不可能ですので、 どうぞこの点は御了承ください。

Vineでは閉じた議論というのも見かけないし。βテスト期間中はMLとBTSと並立しているが、BTSの投稿は全部MLに飛んでくるのでフォローできるし。
というわけで、Debianみたいにめちゃくちゃ多くてもやはりそれはそれで大変なのですね…。