火星三部作

朝から雨。出かける用事も特にないので、家で子供達の相手をしつつ、少しずつ読み進めていた神林長平火星三部作を読了。
あなたの魂に安らぎあれ (ハヤカワ文庫JA)
帝王の殻 (ハヤカワ文庫JA)
膚(はだえ)の下
人間であるとはどういうことなのか。知性とはなんなのか。人間ではないが知性を持つ、そのような存在たちを梃にして、人間の本質に切り込んでいく名作。
「膚の下」では梶野衛青少佐はとても味のある、もっとも人間らしい人間に描かれていて、なるほどこの人が三部作全てに出てくるのはある意味自然だと思った。という感想は本筋と全然関係ありませんのであしからず。