まさに入門書

GnuPGを使って、SSLSSHも使って、暗号技術の仕組みはそれなりに理解しているつもり。でも具体的にどのような要素技術が、どのように組み合わされているのかを分かっていない。
そんなワタシが読むには最適の本だった。対称暗号、公開鍵暗号、疑似乱数発生器、メッセージ認証、デジタル署名、証明書、といった要素技術についての、数式を極力排した平易な言葉、豊富な図解での説明。そしてそれらを組み合わせて実現できること、できないこと。
普段何気なく使っている暗号技術の世界をふと覗いてみたくなったら、この本を読むことを薦めます。