かまぼこ博物館

ここで両親と合流して風祭のかまぼこ博物館へ。となりの箱根ビール蔵で食事。かまぼことか天ぷらとか、そういうネタばかりでちょっと困ったが、おでんとか刺身とか無難なものを注文。父親はビールを飲んですでにご機嫌。そういう意味では店のチョイスは良かった模様。

子供たちはおでんとか、子供用の遊びスペースとかでまあ気ままに過ごす。旅行の間くらい、まあ食事のマナーとかうるさく言うまい、と決めていたので、静かにしていてくれるだけでも上出来。座席のとなりに遊びスペースがあったのが勝因かも知れない。
昼食後、かまぼこ博物館でかまぼことちくわの手作り体験。工場の人はやはりめちゃくちゃ上手で、喋りながらささっとかまぼこ板に練った具を乗せてしまうのだが、実際にやってみるとこれがめちゃくちゃ難しい。工場の人も「余った具をきれいに乗せられるようになるまで12,3年」と言っていたが、さもありなん、という感じ。最初に板に具を乗せるまではなんとか形に持っていけるのだが、あとから余った具を乗せようとすると全体が崩れてしまう。あとで焼いたものを切ってみて分かったのだが、あまり練らずにささっと乗せて形をまとめていた母親のかまぼこは中に大きな気泡ができていた。練らないとすき間ができるが、練りすぎると板に載らない。難しい…。
かまぼこは蒸しに回して、次にちくわを作る。これはあまり練らずにささっと軸に巻き付けるのがコツらしい。僕は練りすぎて棒に具が巻き付かなくなってしまい、難渋した。最後の手段として、工場の人が「手で具を全部握って棒に直接くっつける」という荒技を紹介していたが、それはやらずになんとかまとめた。よその子供たちの中には荒技を使っている子もいたが、できあがりの形状はあまり変わらない…orz
工場の人も言っていたが、子供よりもむしろ大人が夢中になれる体験で、1500円払う価値はあると思った。ちくわは作成後すぐに焼き上がってその場で食える(とても美味い)。かまぼこは70分後に完成するので、そのへんをぶらぶらしたり、鈴廣の店で買いものしたりする時間が十分にある。時間さえうまく調整すれば、11時半からの回に参加して、終わってから昼飯、ということもできるかもしれない。このかまぼこ手作り体験は結構おすすめです。