まず、XMMSやBMPを終了しておき、パッケージを更新します。
# apt-get update # apt-get install libtorch # apt-get upgrade
libtorchは新しくimmsで必要になったものです。明示的にinstallしないとupgradeが保留されてしまうので、事前にinstallしておきます。もちろん、apt-get install xmms-immsとかでもインストールできます。という説明が理解できないなら上の通りにコマンドを入力するのが吉です。
次に、今までのDBは使えなくなるので、バックアップしておきます。
$ mv ~/.imms ~/.imms-old $ mkdir ~/.imms
新しい.immsディレクトリを作っておかないと次のステップが失敗するので注意。
そしておもむろにanalyzerを動かします。やりかたはLuminal.org - Tips And Tricksあたりに書いてあるが、進捗が分かりやすい以下のコマンドがお薦め。ここでは.oggなファイルが/opt/mp3以下に置いてあると仮定しているので、各自の環境に合わせてそのへんは変更してください。
$ find /opt/mp3 -name '*.ogg' -print0 | sort -z | xargs -0 -t -n1 /usr/bin/analyzer
ファイル数が多いとすんげー時間かかるので、夜寝る前とかにジョブ投入することを推奨します。
それで朝、ジョブが終了していたら、おもむろにXMMSなりBMPなりを立ち上げて、IMMSプラグインを有効にして、今までどおりに使えばいいです。また一から学習やりなおしなのでしばらくはホントにランダムですが、そこは各自しっかりスキップボタンで教育してやりましょう。動いているかどうかは、以下のコマンドで確認できます。
$ tail -f ~/.imms/imms.log
曲が変わると随時ログが増えていきます。カッコ前の数字がその曲のスコア、カッコの中はその標準偏差らしいです。ふーん。まあ、学習の方法がTorchを使った機械学習に変わったということです。
最後に、きちんとIMMSが動作していることが分かったら、古いDBは消してしまいましょう。
$ rm -rf ~/.imms-old
お疲れさまでした。