<a href="http://www.meti.go.jp/press/20060316004/20060316004.html">「学習塾に通う子どもの安全確保ガイドライン」</a>

なんてものが通商産業省から密かに発表されているわけですが。

  1. 代表者は、子どもが通塾時に一人にならないよう、可能な限り保護者の付き添いのもとに通塾することを周知する。
  2. 通塾時間帯が一定の場合には、代表者の責任の下、学習塾教職員による出迎え・見送りの実施に努める。
  3. 代表者は、子どもの登塾、退塾(入室、退室)の正確な時刻を保護者に告知するために、可能な範囲で設備・システムの構築に努める。

塾も親が送迎しろと。塾の出入口に子供と親がたくさん入り乱れてワイワイガヤガヤ近所迷惑とかはどうでもいいのか。そんなどさくさ紛れに誰かが連れ去られたら余計わかりにくくないか?

人間の出入りが増えればそれだけセキュリティも劣化するわけで、先日の幼稚園児殺害事件もそういう背景で無防備に発生したわけだがそのへんどう考えているのか。

代表者は、学習塾の施設・設備の安全確保のために次に掲げる所要の措置を講じる。

  1. 門や玄関等の施錠
  2. 受付場所等の設定
  3. 教室内等の安全対策
  4. 学習塾の施設・設備の安全点検
  5. 通報装置・防犯器具等の活用
  6. 不審者の隔離場所の設置

これは個人経営の小さな塾(先生兼経営者が一人だけとか)は営業するなってことでしょうか。
なんだかなあ。言ってることは分かるんだが。

実用的なレベルにまでブレークダウンされていないという感じがする。これを全部やってると学校の取組よりもある意味シビアな運用になってしまうし。本気なのか?