Seed環境がGNOME-2.14RCベースに上がったので追随したが、いろいろと手間取ったのでメモしておく。実際にはもっとバタバタ試行錯誤したことは内緒。
手順
まずaptだけインストールして/etc/apt/rpmprioritiesを更新しておき、それからアップグレード。
# apt-get update
# apt-get install apt
# apt-get dist-upgrade
62個のパッケージがアップグレードされ、新しいDBUSのsoを読みにいけないgaimとTerminalが削除される。また、HALの%postunスクリプトでエラーが発生し(て古いパッケージが残ってしまっ)たので、とりあえず古いものをきちんと削除しておく。
# apt-get -f install
これでリブート。kudzuがUSBマウスをreconfigしにいったので嫌な予感がしたのだが、やはりXが立ち上がらない。一旦Xを無効にしてもらっておいて、マウスの設定をやり直す。
# mouseconfig
これで/erc/X11/xorg.confが書き換わって動く。はず。
# telinit 5; exit
オッケー。立ち上がったのでログイン。
Terminalリビルド
Terminalを新しいDBUSでリビルド。
$ apt-get source Terminal
# apt-get build-dep Terminal
Releaseを書き換え。
$ cd ~/rpm/SPECS
$ rpmbuild -ba --sign --clean Terminal.spec
できあがったパケジをインストールして動作を確認。終了。
putしました。
未解決の問題
音が出ない。initscriptでaumixがエラーを吐いているので、原因を調査すべし。modutils更新で対応済み- ていうか音が出ないとIMMSをputできないじゃん!
PAMのパッケージがupgradeされるときに、なぜかsshdがrestartされた。condrestartに変更すべき。pam更新で対応済み新しいTerminalをputすること。done起動時にudevがエラーを吐いている。/var/log/messagesに残っていないので、メモして報告だ。報告done
マウス
リブートしたらまたXが立ち上がらなくなった。いろいろぐぐった結果、/etc/X11/xorg.confを
Section "InputDevice" Identifier "Mouse0" # Modified by mouseconfig Driver "mouse" # Option "Device" "/dev/mouse" Option "Device" "/dev/input/mice" Option "Protocol" "IMPS/2" Option "Emulate3Buttons" "no" Option "ZAxisMapping" "4 5" EndSection
と、直接/dev/input/miceを見に行くように変更してやることで、ブート時にXが立ち上がるようになった。起動後mouseconfigすれば/dev/mouseもちゃんとUSBマウスを指してくれるみたいなので、mouseconfig --kickstartとか/etc/rc.localに記述すればいいのかもしれないけど、まあ上のやりかたが正攻法でしょう。