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心を空っぽにして楽しめる、良質なエンターテインメント

かつて正義の味方を志した青年が再び正義に目覚める、という以上のストーリー性はないが、ワイヤーアクションをばりばり使い、ほぼ全編にわたって繰り広げられるアクションシーンを楽しむためには、ストーリーのなさがむしろ居心地よい。最初からカンフーの達人たちはかなり「ありえない」達人ぶりを披露するが、それを上回る達人が現れ、さらにそれを上回る達人が現れ…最後に目覚める主人公の、想像を越えた達人ぶりを目にしたとき、あなたはきっと画面に向かって気持ちよく叫ぶだろう。「ありえねー!」と。